小さいお子さんは、歯磨きを嫌がる子が多く、「なかなか磨けないんです」と言う声を耳にします。
歯が生え始めたらまず、ガーゼなどで歯を綺麗に拭いてあげましょう!
歯ブラシを使い始めるのは、奥歯が出てくる1歳ぐらいからでも大丈夫!
前歯のほうが磨きやすくて、ついつい前歯から磨いてしまう。
そうすると、奥歯を磨く頃には子供は飽きてしまい、嫌がるように・・・。
もちろん前歯も奥歯も磨いてあげてほしいのですが、奥歯の溝だけは絶対に磨いてほしいので、
奥歯から磨くようにしてあげてください。
口を開けること、触れられることに慣れることが大事!
小さい時から「今、何本生えたかなぁ」と言いながら指を口の中に入れ歯を数えたり、
「キレイかなぁ」と言いながら歯を触るなどして、お口を開けること、触れられることに
慣れる練習をしてみてください。
2歳を過ぎて、歯磨き嫌々になてしまったら、
お子さんが見ている目の前で、お父さんお母さんが真剣に歯磨きをして見せてあげて下さい。
そして磨いた後に、
「見て、こんなに磨いたのにまだ汚れが残ってるみたい。だから磨いてくれる?」
と言い、お子さんに歯ブラシを渡して磨いてもらいましょう!
「磨いてもらったから綺麗になった!じゃぁ今度はママ(パパ)があなたの歯を磨いてあげるね」
などと言い、お子さんの仕上げ磨きをしてあげましょう。
すんなり受け入れてくれるかも!
仕上げ磨きは3年生ぐらいまではしてあげて下さいね。
子ども時代に歯磨きの習慣がつくことはとても大事なことです!
楽しく磨く方法を探してみてください。そして、良い方法があったら教えてください!
最近ようやく春の日差しを感じるようになりましたね。
この季節、やはり気になるのは [花粉症]
毎日欠かさず、薬をのまれている方も多いのでは!?
実はこの時期、花粉症の方は口腔ケアにも注意してほしいのです!
鼻が詰まる ⇒ 口で呼吸する ⇒ 口の中が乾燥状態になる!
又、薬により鼻水だけでなく、唾液の分泌までも抑えられしまう為、口腔内が乾燥状態になってしまうこともあります。
乾燥状態になり、唾液が無い方が細菌たちは活動しやすくなります。
出来るだけ水分を積極的にとるようにして、口腔内が乾燥しないように注意しましょう!
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ちなみに、当院でも空気清浄機が6台稼働中です!!!
風邪ぎみだったり・疲れがたまっている時や強い日差しなどにより唇の端が、腫れぼったいような感じがすると思ったら、次の日には
赤く腫れ水ぶくれがいくつか出来ていたり、ピリピリして1週間ぐらいで治った!!こんな症状を繰り返すのが、「口唇ヘルペス」です。
俗に「熱のはな」・「かぜのハナ」とも呼ばれ、毎月できてしまう人、たまにできる人まで再発の間隔は、人それぞれです。
一度感染すると神経細胞に住みつき再発を繰り返すことが多いです。
紫外線に当てすぎない事と早寝早起きを心がける事などが、予防につながります。
当院では、レーザーをもちいて、口唇ヘルペスの治療を行っています。
口唇ヘルペスで、お悩みの方はアクア歯科クリニックにご相談下さい。
お口のなかにはいろんな細菌がいます。今日は「ポルフィロモナス・ジンジバリス」について・・・
ポルフィロモナス・ジンジバリス(以下 P・g菌)は、お口の中に住む歯周病にかかわる最近の代表的存在です。
歯周病とは歯肉が腫れたり、歯肉から血が出たり、ほっておくと歯を支える顎の骨まで溶かしてついには歯が抜けてしまうというやっかいな病気。
P・g菌は性格がとにかくしつこい!!
菌の周りにある「せん毛」という毛で歯肉にピタッっとくっつくし、歯肉の溝に入り込んで奥の方に隠れてしまいます。
というのも空気が苦手で空気に触れると死んでしまうから。
しかし奥に入り込まれると退治が大変・・・。P・g菌は酵素を出して歯肉を攻撃し、歯と歯肉の境目に溝を作り、そこに隠れて毒素を出し、歯を支えている骨をジワジワ溶かしていきます。
そうなると歯肉の溝はさらに深くなり、P・g菌にピッタリの隠れやすい洞穴が出来上がるというわけです。
大人に多い病気ですが、子供でも時々歯肉がプクプクしている子もいます。
鏡で見て自分の歯肉はどうかチェックしてみてください!
薬局の歯磨き剤のコーナーに行くとたくさんの種類の歯磨き剤が
売られていますが、最近ではほとんどの商品にフッ素が入っています。
しかしながら、日本人は歯磨きの後のうがいの回数が多い傾向があるようです。
それではせっかくのフッ素の効果が薄れてしまいますので、できるだけ少なめにしてください。
理想は少量の水で1~2回で終わりにしてください。
また最近では香料の少ない歯磨き剤も販売されていますので試してみてはいかがでしょうか!!!
現在日本で販売されている歯磨き粉の約90%はフッ素が配合されています。
子供用のはもちろん、大人用の歯磨き粉にも使われています。
私たちの周りには歯磨き粉、フッ化物ジェル、フッ化物洗口、歯医者さんで行うフッ化物塗布などがあります。
こうした口の中にフッ化物を使う方法「局所応用」を日本は用いています。
海外ではこうした「局所応用」のほかに、水道水に濃度調整したフッ素をいれたり、食塩にフッ化物を添加したり、フッ化物タブレットを使うなど「全身応用」もさかんに行われています。
「身体に悪影響では?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、研究を重ね、安全性を高めて実用化されたのが現在のフッ化物の虫歯予防です。極めて濃度の高いフッ化物イオンを大量に飲み続けなければ問題はありません。
ただ、日本販売されている歯磨き粉に配合されているフッ素は世界的にも低濃度です。定期的に歯医者さんで歯の検診をして歯医者さんでもフッ素を塗ってもらうといいですね。
COとは要観察歯という意味です。
たとえば奥歯の溝が黒くなっていて虫歯と思って歯医者に行ったら
まだ大丈夫と言われたことがある方もいらっしゃるでしょう。
これは黒くなっている部分の上に健康なエナメル質ができていることで
歯の表面がしっかりしているため削る必要がないのです。
このような歯のことをCOといい、定期的にチェックをしていく必要があります。
ただし自分では判断が難しいため、歯医者に相談してください。
最近、プロバイオティクスという言葉をよく耳にします。
プロバイオティクス(善玉菌)とは体内の悪玉菌の力を抑制する働きがあります。
おなかの調子を整えるのにヨーグルトや乳酸菌飲料が良いことはご存じと思いますが、口の中の細菌にも効果があることがわかってきました。
歯科の分野でも歯周病菌や虫歯菌のような悪玉菌をやっつけてくれるプロバイオティクスが注目されています。
現在はタブレットや歯磨き剤などが販売されています。
日ごろから口の中を清潔に保っているとウイルスによる感染のリスクを減らせます。
ウイルスは生きた細胞にしか興味はありません。
私たちのからだの細胞に寄生するのです。
口のなかには食べかすや血液などの栄養がたっぷりありますが、ウイルスはこれを全く利用できません。
そのため口から入ってきたらなるべく奥へ入って行って、のどや肺の細胞などに寄生します。
しかし、歯磨きを怠って口の中で細菌が増えそのウイルスで粘膜が破壊されると、そこからウイルスが侵入してきます。
日ごろから丁寧に歯磨きをすることによって口の中を清潔にして粘膜を健康に保つことでインフルエンザなどのウイルス予防などに役立つのです。